詳しい事情は伏せて相談したいという場合

こういう方が最近続いているのですが、理由を聞くと、弁護士が外部に相談内容を伝えてしまうのではないか、と心配しておられるとのことでした。当たり前なのですが、弁護士は守秘義務がありますから、私が紛争の相手方に勝手に法律相談の内容を伝えるということはありません。

詳しい事情がわからないと、適切なアドバイスもできません。安心してご事情をお聞かせ頂ければと思います。

どうしても詳しい事情は言いたくない、どういう制度があるか知りたい、というような方は、法テラスに情報提供という制度がありますので、まずはそちらを利用されると良いでしょう。詳しくは法テラスのHP等をご参照下さい。

また、相談する内容が恥ずかしくて言いにくい、という方もおられますが、上記の通り外部に話が伝わることはありませんから、遠慮無くぶちまけていただいて大丈夫です。弁護士になりたての頃、当時のボスは墓場まで持っていく話がたくさんある、と言っておられました。何を大げさなと思っていたのですが、本当にそうなのだなあ、と最近は思います。

2024年03月20日